2024年6月15日 今年2度目のセーリングを行いました


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 まず、前回できなかったジブセイルの取り付けから進めました。スイベルが上手く回転していなかったことが原因でジブセイルがよじれていたため、セイルを全体的に上側にセットしてスイベル部分の噛み合わせを強くすることで、回転不良を解消することができました!今後はファーラーを使ってジブセイルを出し引きできるので、非常にセットしやすくなりました。
 出航後は前回と同様、ある程度風のあるところまで移動してからセイルを上げます。最初は風があるか心配でしたが、沖に出るとそこそこ強く風が吹いており、今回はタッキングやジャイビングの練習を沢山行いました。風上方向に走りながら風の受ける向きを逆側の舷に変えることをタッキング、風下方向に走りながら同様の操作を行うことをジャイビングと言います。タッキングは船長が舵を切り、セイルが逆側から風を孕んだ瞬間にメインジブともに張り替えます。一方、ジャイビングは一度ブームを中央に合わせ(メインシートを引き込む)、徐々に反対側に張り出します。ヨットは通常進行方向に対して斜めから風を受けることで揚力を発生させますが、目的地に合わない風向きの場合には、タッキングとジャイビングを組み合わせてジグザグ進むことであらゆる方向を目指すことができます。
 ヨットクラブメンバー同乗の元、色々な操船を練習できて非常に勉強になりました!特に風下方向のセーリングは、操船が難しく危険性も高いとされています。風を真後ろから受ける「ランニング」よりは、斜め後ろから受ける「クォータリー」の方がブームは安定していますが、相対的にはほとんど風を感じないので、少し油断するとワイルドジャイブ(風がセイルの逆側から孕みブームが反対側に急激に振れる現象)のような危険な事態に陥ります。風下方向のセーリングでは、波の表面を見て風の向きを掴むことが重要となります。気温もかなり上がり、夏本番を思わせる強い日差しとなってきましたが、引き続き熱中症等に気を付けて練習を行っていきたいと思います。

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