
当初は技大ヨットでのセーリングを予定していましたが、急きょ他のメンバーの都合がつかなくなり、人数の関係で整備活動へと変更しました。今回は、ビルジ(船底に溜まる水)の汲み出し作業を実施。手動ポンプで大まかに吸い出した後、残った水分をスポンジで細かく取り除きました。約2ヶ月間で5Lバケツ5杯分に相当する25Lのビルジが溜まっていました。船体構造上、まだビルジを溜めておくことも可能ですが、湿気による腐食を防ぐため、今後も定期的に処理していきたいと思います。


作業後には、ヨットクラブメンバーの方にお声掛けいただき、セーリングも体験させていただきました!技大ヨットより一回り小さな艇でしたが、舫の取り回しやセイルの収納など、至る所に細かな工夫が見られ、とても勉強になりました。中でも特に印象的だったのは、オートパイロットの搭載です。予め設定した方向を自動で保ってくれてる装置で、エンジン航行だけでなく、帆走中にも風向きに合わせて微調整しながら使えるとのこと。少人数でのセーリング時にはとても便利な装置だと感じました。
心地よい風の中、約4時間にわたりセーリングを楽しませていただきました。普段は大学のヨットで大人数での乗船が多く、自分で操船する範囲は限られますが、今回はマンツーマンでご指導いただきながら練習でき、操船の感覚をしっかりと掴むことができました。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。
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