
本日は、久しぶりに新潟工科大学のメンバーも交えてセーリングを行いました。程よい風が吹く中、ジブセールを上げる際にトラブルが発生し、やむを得ず、初めてメインセールだけでの帆走に挑戦しました。ところがヨットはほとんど進まず、改めてジブセールの重要性を実感しました。実は、メインとジブの2枚のセールは、単に帆の面積を増やすだけでなく、揚力を劇的に高める効果があります。ジブとメインの狭い隙間を風が通り抜ける時、圧力差によって空気が加速し、その風がメインセールの背面を流れることで、より大きな揚力を生み出すのです。

その後、何とかジブセールを展開して快調にセーリングを楽しめましたが、帰港時に今度はジブセールを引き込めないトラブルが発生。ジブを張ったまま港へ戻ることになりました。幸いヨットクラブのメンバーが駆けつけてくださり、セールを取り外してセットし直してくださいました。技大ヨットは、後付けでジブファーラーを装備しているため、ファーラー部分で絡みやすい構造になっているようです。今後はジブセールを巻き取る際、ジブシートに適度なテンションを掛けて絡みを防ぐよう心掛けたいと思います。この場をお借りして、お手伝いいただいた皆様に感謝申し上げます。


セーリング後は、そのままヨットクラブのBBQに参加しました。焼肉や焼きそば、スイカを囲みながら、普段あまり話す機会のないメンバーとも交流することができ、とても有意義な時間でした。夏らしさを感じられる思い出となりました。
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